意見が対立した時に使える!相手の意見を自分の◯◯だと考えよう
相手と意見が対立した場合
仕事をしていると、誰かと意見が対立することもあります。
どちらかに決めようとしても話し合いが平行線でなかなか進まないものです。
かと言って、片方に無理やり意見を従わせると不満やわだかまりが心に残ってしまいます。
意見が対立した時は両者のバランスを取る。
これが最も有効です。
他人と意見が対立しがちで言い争いになる、もしくは相手への不快感が増す、という人は続きをどうぞ
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バランスを取るための対策
相手の意見=自分の心の影
対立した意見同士のバランスを取るためには相手の意見を自分の心の影の部分と考えること。
他人の意見だと思ってしまうと、どうしてもその人自身に対する感情が混ざってバランスの取れた考え方ができないからです。
他人の意見だと考える場合
例えば、苦手な上司の意見は仲のいい上司の意見と比べて厳しい目で見る、といった経験はないでしょうか。
厳しい目で見ると、本当に正しいのか?と疑いの気持ちを持ち、素直に従えません。
嫌いな人相手だと、その人の考え方や意見までも厳しい目で見てしまいます。
相手に対する感情によって意見そのものを偏見の目で見てしまうのでバランスの取れた考えからは遠ざかります。
- 意見対立
↓
相手の意見=他人の意見ではなく
相手の意見=自分の心の影
と考える。
結果:公平な考え方ができない=バランスの取れた考え方ができない
自分の心の影だと考える場合
対立意見は他人ではなく自分の心の影だと考えるようにしましょう。
自分の心の中に存在するけれど今はまだ理解できない、影の性質を持った心の一部だと考えるのです。
人は何かに取り組む時、自分にとってなじみやすい考え方で行動したり決断しがちになります。
-
例えば、親が公務員で、日頃から「民間よりも公務員が安定しているから理想の職業だ」と言われ続けていた人の場合。
おそらく民間の会社への就職や起業よりも公務員を進路に選ぶでしょう。
自分にとってなじみやすい考え方だからです。
と思うかもしれません。
自分にとってなじみやすい考え方は心の光の部分です。
人はつい、光の部分で行動や思考しがちになります。
ですが、バランスを取るためには光だけでなく影の部分も大切にすることが必要です。
影の部分も大切にすることで、価値観の違う意見でも接点が見つかったり、自分の考え方の枠組みが広がります。
- 対立する意見でも、自分の心の一部であり、影の性質を持つものと考える。
光と影、両方とも大切にすることでバランスの取れた考え方ができる
まとめ
- 相手の意見を自分の心の影の部分と考えること。
- 理由:他人の意見だと思ってしまうと、どうしてもその人自身に対する感情が混ざる
→バランスの取れた考え方ができない
- 対立する意見=自分の心の影の部分
自分にとってなじみやすい意見=心の光の部分
と考える。そして…
光だけでなく、影も大事にしよう。
効果:価値観の違う意見でも接点が見つかる/自分の考え方の枠組みが広がる。
→バランスの取れた考えができるようになる。
この記事は以下の情報を参考にして執筆しました。
『働く女性のためのこころのサプリメント』