TSUTAのブログ

心理関係で役立ちそうな知識やノウハウをシェアしたいと思います

「あれもしたいこれもしたい」から脱出!必要なのは重要度を決めること

皆さん、こんにちは。

突然ですが、皆さんは即断即決は得意ですか?

「なかなか決断できない…」「あれもしたい、これもしたいと思うことがよくある」と思うことはありませんか?

特にADHDの方は「これがやりたい!」と思うと時間的に無理のあることでも予定を入れてしまいがちです。

意思決定ができないと思い悩む時間が増えてしまいます。

今回は即断即決するためのコツをお話したいと思います。ぜひ続きをご覧ください。

 

 

なぜすぐに決められないのか

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そもそも「なかなか決められない」という人は一体何が原因なのでしょうか。

キーワードは「重要度」です。判断するのは遅くなってしまう人はこの「重要度」が決まってません。

「あれもしたい、これもしたい」と考える人は思いついた事柄どれもが重要である、と感じています。すると意思決定がなかなかできなくなります。そして全部をやろうとして、無理が生じ、本当にやりたかったこと、やらなければいけなかったことを実行できずに終わってしまう…なんてことになるのです。

発達障害で物事の優先順位付けができない人は予定を見て、どれも重要であるように思えてしまうことが多いのではないでしょうか。

  • 即断即決できない原因 = どれも重要である、と考えてしまう

即断即決するためには

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すぐに判断でするためには重要であるものとそうでないものを分ける、これが必要です。

別の言い方をすると、自分にとって絶対にこれだけは外せない!というものとこれは別に外してもいいかなという条件を洗い出すのです。

 

例えば期間限定のキャラクターグッズがディズニーランドで販売されると知ったあなたは旅行に行くことにしました。
ここでの絶対に外せない条件、すなわち重要性の高い目的は「期間限定のキャラクターグッズを手に入れること」です。
一方で、それ以外の目的、例えば「ビッグサンダーマウンテンに乗ること」「カリブの海賊に行くこと」はどうでしょうか。
絶対に外せない条件である「キャラクターグッズの購入」とはかけ離れていますよね。

時間には限りがあります。誘惑に負けてアトラクションで遊んでしまうとキャラクターグッズを買う時間がなくなってしまうかもしれません。そんなの嫌ですよね。

「好きなキャラクターのグッズを手に入れること」を絶対に外せない条件として決めたら、買い物を優先させるようになります。

「あれもしたい、これもしたい」という考えが浮かんでくるという人は自分の中で絶対に外せない条件は何なのかをまず決めましょう。

決めることができれば、その条件に関係のあるものを優先して先に済ませようという気持ちになります。反対に、条件に関係なさそうなものは後回しにしたり、「やらない」という決断をすることだってできます。

条件を絞っていくことで迷いがなくなり決断しやすくなります。

まとめ

  • なかなか決断できない人は「自分の中でこれだけは絶対に外せない条件」を決めよう

決断するのが早ければ早いほど行動量が増えるので多くの経験を積むことができます。ただ思い悩むだけの時間を行動する時間に変えるために、今回の記事を役立てていただければいいなあと思います。