TSUTAのブログ

心理関係で役立ちそうな知識やノウハウをシェアしたいと思います

【たった30秒~1分】忙しいときはすぐに心を落ち着かせるために◯◯しながら深呼吸しよう


忙しいと…

  • 些細なことでイライラしてしまう
    人に八つ当たりしてしまう
    愚痴っぽくなる
    心に余裕がなくなって、人のことを気遣うことができなくなる
    いっぱいいっぱいになっている自分に対して沈んだ気持ちになる

といった状態になることがありませんか?

 

忙しくて落ち着きがなくなって気持ちに余裕がなくなると、ミスする回数が増えたり、自分の態度によっては人間関係が不穏になってしまうこともあります。

こういうのって困りますよね。

 

そこで今回は、忙しいとつい落ち着きをなくしてしまう人向けに、
どうしたら落ち着きを取り戻すことができるのか、
その方法を紹介したいと思います。

 

 

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忙しいときには「深呼吸+音を聴く」で心を落ち着かせよう

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  • 忙しいときは、あえて30秒~1分時間をとって、周囲の音に耳を傾けながら深呼吸しよう

 

忙しいと、心がザワザワしてしまい、集中力がなくなるので、そう簡単に落ち着くことができません

そこで、忙しいときほど心に落ち着きを取り戻すために、周りの音に意識を向けながら深呼吸する方法が効果的です。

 

以下、理由を説明していきます。

 

なぜ深呼吸が効果的なのか

 

深呼吸することで体に酸素が取り入れられるので血行がよくなります。

血行がよくなると、脳に栄養素が行き渡るので思考がスッキリします。

思考がスッキリすると、冷静に考えたり、客観的に物事を見るようになるので気持ちを落ち着かせることができます。

 

  • 忙しく、いっぱいいっぱいの状態のときは
    怒りをあらわにしたり、いつもより口調がきつくなることが多い

こんな経験はありませんか。

 

気持ちに余裕がなくなっている時は冷静さを失いかけているので、自分の行動が他人からどう思われるか考える余裕もなくなります。

 

普段なら、人前で怒ったり、他人を傷つけるような発言をすれば周りの人を嫌な気分にさせてしまう、と考えることができますが、 忙しいと自分のことを冷静に、客観的に見ることができなくなるので、怒りを爆発させる、きつい言葉を使うなどの行動をとってしまいます。

だから、冷静さや客観的な考えを持つために、忙しいときほど心を落ち着かせる必要があるのです。

 

そして、心を落ち着かせるために頭をクリアにできるのが深呼吸なのです。

 

よって、忙しいときは深呼吸をして体に酸素を取り入れるようにしましょう。

深呼吸するときのポイントは
息を吐くときに吸うときの2倍以上の時間をかけること
です。

 

なぜ音に意識を向けるのがいいのか

 

とは言え、深呼吸だけでは落ち着きを取り戻すことができないという人もいます。

そういうときは、ただ深呼吸するだけではなく、周囲の音に耳を傾けるように意識して呼吸するようにしましょう。

 

音を聞こうと意識すると、忙しくて余裕をなくしていたときには聴こえなかった音を聞くことができます。

音の中には緊張をほぐし、気持ちをリラックスさせる周波数のものがあります。

周りの音に耳を傾けようと意識することで、それまで気にも止めていなかった、リラックス効果のある音を聴くことができるのです。

 

例えば、小川のせせらぎや小鳥のさえずりなどです。
さらに、人によっては他人にリラックス効果がもたらす声の持ち主もいます。

耳を済ませようと意識することで、これらのリラックス音に気づくことができて、気持ちを落ち着かせることができるのです。

 

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音でリラックスすることがある、
ということがわかっても
周りがうるさいと気持ちが落ち着かない

という人もいるでしょう。

 

ここで音に意識を向ける際に頭の隅に入れてほしいのが、

  • 聴こえてきた音に対して「いい音か」「悪い音か」を
    判別しないこと

です。

 

音が聴こえてきたときに、嫌な音だと考えずに、ただ音がしているなという事実だけ受け止めてみてください。

 

忙しいと、普段よりもストレスを感じている状態になっています。

ものすごくストレスを感じていれば、いつもは気にならない音でも不快に感じることがあります。

特に発達障害の人の場合、ストレスが溜まると聴覚がいつもより鋭くなってしまうことがよくあります。 聴覚が過敏になるのです。

そして音が聴こえすぎてしまい、「別に聞こうと思っていない音」まで耳に入ってくるので不快感が込み上がってきます。

「別に聞こうと思っていない音」が勝手に耳に入ってくるということは、特に関心のない、あるいは好みでない音を「聴かされている」という状態です。

 

特に好きではないものを聞くことを強いられているので不快感が生じるわけです。

 

このように周囲から音が聴こえすぎて不快になる時、無意識に聴こえてくる音に対して「いい音」「特に関心がない音」「嫌な音」というようにジャッジしています。

そしてジャッジの結果、耳に入ってきた音が「特に関心がない音」「嫌な音」であれば「聴かされている」感が強くなるので不快になるのです。

 

だから、聴こえてきた音をありのままに受け止めるようにする必要があるのです。

 

「耳障りだな」「うるさすぎる」という思いが自然に浮かんでくるかもしれません。

そこであえて、「これはただの音」と意識してみてください。

 

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音をただ聴くだけでは
小鳥のさえずりみたいにリラックス効果のある音を
聴いてもいい音だと気づかずに
リラックスできなくなるのでは?

こういった疑問もあるかもしれません。

 

しかし、小鳥のさえずりや小川のせせらぎなどの音を聴いたときにリラックスできるのは自分にとっていい音だと認識できるから、ではありません。

特にその音に対してなんとも思っていなくても聴こえてくるだけで緊張をほぐしてくれる効果があるのです。

したがって、ただの音として聴くだけでもリラックス効果がもたらされます。

 

まとめ

 

  • 忙しいときに心を落ち着かせる方法=深呼吸
    (吐くときは吸うときの倍以上の時間で!)

 

深呼吸だけでは心を落ち着かせることができない場合、または少しでも早く心を落ち着かせたいときは

  • 周囲の音に耳を済ませながら呼吸する

     

    効果:音を聞こうと意識することでそれまで気づかなかった、リラックス効果をもたらす音を聴くことができる

 

【音を聞くときのポイント】

  • 耳に入ってきた音に対しては、ありのままに受け止める。
    「いい音」か「悪い音」かを判別しない