TSUTAのブログ

心理関係で役立ちそうな知識やノウハウをシェアしたいと思います

悩みがちな人へ。その悩み、たぶん10年も続きません

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今、悩んでいることが気になってしまい、
毎日心が休まらない…

 


こんなことってありませんか?

できるなら毎日悩みのない、楽しい人生を過ごしたいものの、一つ嫌なことがあると気になって仕方なくなってしまいますよね。

 

人間関係、お金、仕事のこと、恋愛―
これまでの人生、いろいろなことで心配してきたことが多いと思います。

このように心配事が多い人に今回伝えたいことは次のとおりです。

 

「心配事は長続きしないので思い悩むのは止めましょう。」

 

「目次」クリックで開閉します

 

  • 心配は長続きしない

 

これまでの人生で数え切れないくらい心配してきた経験があるかと思います。

しかし、それらの心配事は現在も続いているでしょうか?

おそらくほとんどの心配は消えてしまっているのではないでしょうか?

 

心配していた問題がうまく解決できた、あるいは問題自体は厳密に言うと解決してはいないけれど気にならなくなったという状態ではないでしょうか。

 

中には10年以上同じことを心配している、という方もいるかもしれませんが、心配というものは大抵がいつまでも続くことのないものなのです。

 

悩み事はいつか消えて無くなる

 

たとえ今は深刻に悩んでいることであっても、時間が経過したら解決している、もしくは悩みを悩みだと思わなくなってしまうものです。

 

時間経過したら解決している

 

今は悩んでいることでも、時間が経てば解決するケースが多くあります。
・自分でスキルや知識、経験を身につけて悩みを解決
・自分では特に何もしていないが悩みのタネがなくなった

 

自分が何か努力した、あるいは何もしていないという違いがありますがどちらも時間が経つことで悩みの原因がなくなっています。

 

自分でスキルや知識、経験を身につけて悩みを解決

自分を成長させることで悩みを解決できることがあります。


  • 例:異性と話すと緊張するので上手く話せないので恋人ができない、という悩み

    異性と話す経験を何度か積んでいくうちに話すことが得意になったので心の通じ合う恋人に出会えた

 

 

自分は特に何もしなくても自然に心配のタネが無くなる

 

  • 例:職場に苦手な上司がいて、その人に嫌なことをされるのではないかと気になって会社に行くのが億劫という悩み

    その上司が人事異動で他県の部署に異動し、関わることがなくなったおかげで悩まなくなった

この例の場合、悩んでいる本人は特に何も行動していませんが、運良く悩みのタネであった上司が離れてくれたので悩む気持ちが解消されました。

 

このように時間が経つと、悩みのもとになったできごとが自分にとっていい方向に向かうことがあるのです。

 

悩みのもとになったことがずっと続くけれど、気にしなくなる場合もある

 

悩みは時間が経つと良い方向へ行くことがあります。

とは言え、全てが自分にとって都合よく行くわけではありません。

悩みのもとになった原因がずっとそのまま、ということもあります。
しかし、そのままという状態であっても「悩む」「心配する」という気持ちは手放すことができます。

自分の考え方やものの見方を変えることで悩みを悩みとして思わなくなるのです。

 

  • 例:厳しい上司にいつも仕事のことで注意されて嫌になっていたけれど、裏を返せばそれだけ仕事に対して真剣に向き合う誠実な人物なんだなと思えるようになった。上司のしごとに対する真面目な姿勢を読み取ることができたので注意されても気にならなくなった

 

この例の場合、上司は今も同じ職場で、部下を注意するという行動はあいかわらず続いています。

 

しかし、悩んでいた本人が自分の価値観を変えたことで、上司の行動に対して肯定的な目で見ることができるようになったので、注意されても気にしなくなりました。

 

このように悩みの原因自体が何ら変わりない状態であっても、自分の考え方を変えることで「悩む」「心配する」という気持ちが消えています。

 

  • 自分を成長させることで悩みを解決し、心配しなくなった
    状況が好転したので心配しなくなった
    自分の考え方を変えたので心配しなくなった

 

状況によって違いますが、大抵の悩みはいつかは消えるものなのです。

したがって、あまりクヨクヨと深刻に悩みすぎないほうがよいのです。

 

悩み事が長期にわたる場合

 

時間が経つと気にならなくなるから大丈夫、と言われても悩みの種類によっては10年以上先のことが心配になる場合もありますよね。

 

もし悩みが長期にわたりそうな場合は、

  • 今できることはあるのか。

を考えるようにしましょう。

 

ずっと先のことまで心配しなければならないような悩みの場合は、

  • ①完璧な解決はできないけれど、現時点で解決のために何かできることがある

    ②現時点で何もできることは無い

という2パターンに分けることができます

 

①の場合、
・自分にとって何が障壁になっているのか
・解決するために何が必要なのか
・解決するために今からでも行動できることはないか

を考えます。やること、必要なものを把握したら小さな一歩でもいいので解決に向けて行動しましょう。

 

②の場合、注意してほしいのが何もできることは無いからといって絶望しないことです。何もできることが無いなら無いで、悲観的になりすぎずに「心配しても仕方ない」と考えるようにしましょう。

 

ただし、解決策を考えようともせずに最初からあきらめモードで

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どーせ何やっても無駄だから何もやーらないっ

はNGです。

小さなことでも、解決するのに役立つのか疑わしいことでもやってみてください。

何もせずに最初から諦めてしまうよりマシです。

やっていくうちに悩みを解決できるような状況に変わることがあります。

 

まとめ

 

  • 悩みは長続きしない。
    だから深刻に悩みすぎない

    悩みを解決するために今できることは無いか考えてみよう