TSUTAのブログ

心理関係で役立ちそうな知識やノウハウをシェアしたいと思います

心配事や悩みがいつまでも続くと考えてしまう人へ。たった一つ◯◯ということを覚えておけばOK

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今悩んでる心配事がずっと続くのではないか

 

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苦しい今の状態からは
逃れられない運命なのではないか

 

こんなことを考えてしまうことってありませんか?

 

 

「目次」クリックで開閉します

 

悩み、不安、心配事、怒り、恐れ、焦り、嫉妬…

こういった負の感情を抱えてしまうことは誰にでもあります。

 

しかし、人によってすぐに切り替えできる人もいれば、ずっと嫌な思いをしなければいけないのではないか、負の感情に支配されっぱなしになるのではないかと思ってしまう人もいます。

 

なんでも深刻に考えてしまいがちな人は特に悩みがずっと続くのではないかと思ってしまう傾向があります。


かくいう私も、仕事で上司に厳しい態度をとられていた時期に、
「このまま今の職場で働き続けている限り、自分はずっとこの上司の人に厳しく冷たい態度をとられるんだろうな…なんてことを考えたものです。

実際にはそんなことはなかったのですが、それでも悩んでいる当時は「苦しい状態がいつまでも続く」ということを当然決まりきったことのように信じていました。

 

今回は、

  • 悩みや心配事がいつまでも続くのではないか?と思ってしまう人

向けに記事をお送りしたいと思います

 

負の感情はいつまでもあるわけではない

 

結論から先に言うと、悩みや心配、怒り、嫉妬といった負の感情にいつまでもとらわれてしまうことはありません。

 

にもかかわらず、実際に悩んでいる最中は苦しみがいつまでも続いてしまうかのような錯覚に陥ってしまうことがあります。

 

「悩みや心配事がいつまでも続く」と思い込んでしまえば、未来に希望を感じなくなり、自分の人生がつまらないもののように感じてしまいます。

何をやっても楽しくない、生きていてもつまらない、自分の人生は色褪せている―

こう感じてしまうのです。

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嫌なことがいつまでも続くような気がする

 

このように考えてしまいがちな人の場合、負の感情に意識を向けすぎています。

  • ・負の感情に意識を向けすぎているとはどういう状態なのか


    ・負の感情に意識を向けすぎてしまっているとき何をしたらいいのか

を解説していこうと思います。

 

まず、負の感情に意識を向けすぎているということについて。


これは簡単に言うと、怒りや不安、悩み、心配といったことばかり考えてしまう状態のことを言います。

例えば、仕事で上司に言われた嫌味を何度も思い出して、ずっと怒りを感じているような状態です。

身の回りで起こった嫌なことにばかり目が向いて嫌な気持ちになってばかりいる。

これが負の感情に意識を向けすぎているという状態です。

 

負の感情に意識を向けすぎている場合の対処法としては

  • 負の感情はいつまでも続くわけではない
ということを心に留めておくこと、これが必要です。

 

ここで、思い返してほしいのですが、嫌な気持ちというのは本当にずっと続いているのでしょうか?

 

365日24時間ずっと不安や怒りなどの負の感情を抱いている

…なんてことはありませんよね。

楽しいとき、嬉しい気持ちになったときが必ずあるはずです。

 

明るい気分、ポジティブな気持ちになることがある、
ということは言い換えれば「負の感情はいつまでも続くわけではない」ということに他なりません。

 

したがって、「嫌な気持ちがいつまでも続くのではないか?」という疑問に対する答えは「NO」です。

 

負の感情が湧き上がってきたらどうすればいいか

 

負の感情はいつまでも続くわけではない、ということがわかったところで実際に何をしたらいいのでしょうか?その答えは

  • 負の感情をそのまま受け止める

これだけです。

 

もう少し具体的に説明します。

例えば誰かに対して怒りや嫉妬の気持ちが生じたとします。

この時、無理に自分の気持ちを抑え込むことはありません。

本当は腸が煮えくり返っているような精神状態なのに

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大丈夫大丈夫。私は全然怒ってなんかないから

…なんてことを自分に言い聞かせないようにしましょう。

なぜなら自分の気持ちに嘘をついたり、我慢すると体に悪い上にいつか爆発してしまうからです。

だからといってムカつく相手に罵声を浴びせてもいい、誰かに八つ当たりで怒りをぶつけてもいいというわけではないのでそこはご注意ください

 

気持ちを無理に抑え込もうとせずに、
「自分は今怒っているんだ」「自分は今あの人に嫉妬しているんだ」
と自分の気持ちを素直に認めるだけでいいのです。

 

また、心配や不安、怒りなど負の感情を抱いているときというのはモヤモヤした気持ちになったり、自分が何をやっても状況は良くならないんだ、と絶望した気持ちになってしまいがちです。

 

そういった思考になったとしても、

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ネガティブな思考ばかりする自分なんて…

というように自分を責めないでください。

 

嫌な気持ちになるとネガティブな思考をしてしまうのは人間だれしもありえること

 

こう考えるのです。

  • 自分の中に生じた負の感情に蓋をせず、受け入れる。

これが負の感情が生じたときの対処法です。

まとめ

 

悩みや心配事がいつまでも続くのではないか?と思ってしまう人はたった一つ、以下のことだけを覚えておいてください。

 

  • 悩みや心配などの負の感情はいつまでも続くものではない。

 

負の感情が生じたらどうすればいいか

  • ありのままにその負の感情を受け止める

 

苦しいことや辛いことでも、その苦しみがいつかは終わると思うことができれば気が楽になります。

自分は苦しみから逃れることはできないと諦めてしまうのではなく、いつか霧は晴れるものだと信じていれば暗い思いから解放されます。

ついネガティブな思考になってしまったときは今回の記事で紹介したことを思い出すようにしてみてください。