うつ病回復には情報収集が有益!メリット2つと方法お伝えします
うつ病が悪化してしまった人
失敗経験や環境の変化など人によって要因はさまざまですが、うつ病は悪化することがあります。
大まかに言うと、今回の内容は以下の通りです。- うつ病と情報収集について
(概要/具体的な方法/情報収集の大切さ、メリット/情報とのつきあい方)
通院しているものの、うつ病で不安定な精神になっているのを何とかしたいと思う人は続きをどうぞ
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うつ病と情報収集について
情報収集の大切さ、メリット
うつ病が悪化した人にとって、有益なのがうつ病に関する情報を集めることです。
私も、発達障害の二次障害でうつ病になった時はいくつか本を読み、自分の障害のことやうつ病に関する情報を集めました。
- 精神的ストレスの軽減
- 治癒までの時間短縮
精神的ストレスの軽減
うつ病について何も情報が無い場合と、情報がある場合。比べると精神的なストレスの大きさに次のような違いがあります。
- 【情報0】
治癒できるのか、どうすればいいかわからないという不安→精神的なストレス増加
【情報アリ】
うつ病との向き合い方がわかる→精神的なストレス軽減
自分のうつ病について何も情報が無い場合、きっと誰もが途方に暮れてしまいます。
ずっとうつ病が続くのではないか。治らないのではないか。どうしたらいいかわからない…と嘆く気持ちになるかもしれません。
自分の状況を知ることができれば、治癒への目処が立ち、対処法も把握できるので精神的なストレスが緩和します。
どのくらい今のうつ状態が続きそうか、何をしたら治癒に早く近づけるか
ということがわかるようになります。
「何をしていいかわからない」という不安から解放されるので精神的なストレスが減るのです。
反対に、情報が何も無い状態では「どうすればいいか」がわからずに自分の無力感に嘆くことになります。
うつ病の治癒のためには情報収集が有益です。
情報があれば、治癒に向けての筋道が見え、うつ病は必ず改善する、と認識できるようになるからです。
治癒までの時間短縮
うつ病についての情報を持っていると、治癒までの時間を短縮できます。
自分がどう行動すればうつ病改善に繋がるかわかれば、回復も近づきます。だから情報収集は有益なのです。
情報収集の方法
具体的な情報収集の方法としてオススメなのは本です。書店もしくは図書館などでうつ病に関する本を探して読んでみましょう。
精神科医のエッセイや薬や療法を詳しく解説している本が置かれています。
なお、本を選ぶ時は、自分の関心に合った本を選ぶことが大切です。
「他のうつ病患者の事例を読んで参考にしたい」「うつ病について専門的な知識を身に着けたい」など人によって関心は違います。
何冊か本を試し読みして、自分の関心に合った本を選ぶようにしましょう。
情報収集とのつきあい方
本からの情報はあくまでも補助
ただし、自分で集めた情報はあくまでも治癒のための補助として使ってください。あくまでもメインは主治医の診断です。
いくら本から知識や情報を得たとしても、やはり専門家には敵いません。うつ病への理解の深さや見てきた症例数は医師のほうが圧倒的に上です。
本から得た情報だけで、治ったと自己診断して薬を飲むのをやめてしまう人がいますが、危険です。よけい症状が悪化することがあります。
- メイン→主治医の診断や処方
補助→本から得た情報
といったように使い分けるようにしましょう。
医師の診断と不一致の場合
本から得た情報と主治医の話、食い違う場合もあります。
- 主治医と徹底的に話し合う。それでも納得できなければ別の病院に行って相談する
ただし、主治医が信頼できる相手の場合、安易に病院を変えないほうが得策です。
に出会えれば万事うまくいくでしょう。
という場合もあります。
といった医師に出会う可能性もあります。
実際、私の知人で心療内科に相談したら「悩みを頭ごなしに否定された」「うつ病の原因である本人に勝手に暴露された」といった経験をした人もいます。
なんでも甘い言葉で肯定する医師がいい、というわけではありませんが相性が合わないと精神的なストレスが余計増えてしまいます。
大切なのは主治医と信頼関係が築けるかどうかです。
一時的に意見が合わなかったとしても、主治医が信頼できる相手なら安易に病院を変えないほうが無難でしょう。
まとめ
- 精神的ストレスの軽減
- 治癒までの時間短縮
ただし、本から得た情報はあくまでも補助として使う。メインは主治医の診断。
この記事は以下の情報を参考にして執筆しました。
『僕のうつうつ生活』