他人からの評価は気にしないほうがいいです【理由は2つ】
今回の記事では他人からの評価に一喜一憂してしまう人に向けて、
- ・気にしないほうがいい理由
・気にしないようにするための対策
「目次」クリックで開閉します
他人からの評価が気になる!
- ・上司に認められたい
・周りから「すごい」と思われたい
・真面目に頑張った人を出世させてほしい
・一生懸命やったのだから評価してほしい
働いていると、このように思うことが何度かあったかと思います。
しかしながら、評価してほしいという願望とは裏腹に実際は誰からも評価されず、努力が報われなかった…そんな苦い経験をしたことがきっと誰しもあるかと思います。
周りからの評価という結果が出なければ、不満に思ったり、やってきたことが無駄のように思えたり、やらなければよかったと思うことは私もありました。
しかし、他人からの評価は気にしないほうがおすすめです。
他人からの評価をしょっちゅう気にしてしまうとなかなか心が落ち着かないので良くないことです。
この記事を読めば、評価が気になってしまう、そんな心のざわつきを抑えることがきっとできます。ぜひ御覧ください。
他人からの評価を気にするべきではない理由【2つ】
先ほど述べた通り、他人からの評価なんて気にしないほうがおすすめです。
その理由は次の2つです。
- ①他人の評価は自分にはどうにもならないものだから。
- ②評価されなくても一生懸命やれば何らかの学びを得ているから。
以下、詳細説明します。
①他人の評価は自分にはどうにもならないものだから。
他人から評価がもらえるか、どんな評価をされるのかは予想不可能です。
頑張ったのに全く評価されない時もあれば、大した努力もしていないのに予想外に褒められる、なんてことがあります。
つまり、こちらの努力の有無にかかわらず、評価される時もあればされない時もある、ということです。
評価するかどうかはその人の心次第です。たとえ努力をしたとしても、相手が「お気に入りの奴を出世させたい」と思えばそちらのほうが評価される、なんてこともあります。
努力しても評価されるか
どうかわからないのなら、
頑張ったところで無駄ということ?
なんて考えが浮かんでくるかもしれません。
しかし、評価されないからと言って努力をやめてしまうよりも全力を尽くすほうが自分にとってためになります。
理由はこの次に説明する、2つ目の「他人からの評価を気にしないほうがいい理由」を読めばわかります。
②評価されなくても一生懸命やれば何らかの学びを得ているから
他人からの評価を気にしないほうがいい理由の2つ目は一生懸命やることで何らかの学びを得る、というものです。
一生懸命やれば必ず自分の中で何らかの収穫があります。
例えば、仕事に役立てるために資格を取得したものの、評価されなかった…そんな場合でも資格取得までに勉強した知識は確実に身についています。
失敗した場合でも次に活かすことだってできます。失敗を自分の身で経験することで、失敗の原因と今後の対策を考えることができるからです。
評価されなくても一生懸命やれば、経験が自分の中に学びとして蓄積されているのです。
しかし、努力を何もしなかったり手を抜いた場合はどうでしょう。
たとえ、評価されたとしても自分の学びになっていないのではないでしょうか。
もしも努力しなかったのに上司のお気に入りだったからという理由で実力よりも高く評価されてしまったら、周りからの評価と実際の自分の実力との差に後で苦しむかもしれません。評価されている割には実際には大したことない、なんて周りから思われる可能性もあります。
嘘で固めたものはいつか必ずボロが出てしまいます。手を抜いて評価された人は後で実際の実力と評価が違うことが周りにバレていきます。
手を抜いて評価されなかった場合も同じく自分の学びにはなりません。
一生懸命やらずに適当に済ませた場合、熱意が無いので反省したり今後に活かそうなど考えようとしないからです。反省をしなければ、成長できずに低いレベルのままで留まってしまいます。
したがって、手を抜いた場合は評価される、されないにかかわらず、将来的に自分にとって不利な状態になってしまうというわけです。
表にすると以下のようになります。
努力した | 努力しなかった | |
---|---|---|
評価される |
一生懸命やることで経験などの学びを得ることができる→今後に活かせる |
手を抜いているので学びにならない |
評価されない |
上と同じ |
手を抜いているので学びにならない。 |
努力の有無、評価の有無にかかわらず、全て評価されるかどうかは予想できないという共通点があります。
しかし、今後の自分にとって良い結果になるかどうかは一生懸命努力したかどうかで変わってきます。
他人からの評価ではなく、努力をしたかどうかで今後訪れる展開が変化するのです。
したがって、他人からの評価など気にせずに、将来的に自分のためになるので手を抜かずに努力をしたほうがいいというわけです。
他人からの評価を気にしないためには
以上説明した2つの理由から、他人からの評価を気にしないための方法として
-
・評価されるかどうかは自分にはどうにもできない、他人の心次第なので気にしても無意味、と考える
・評価の有無に関係なく、今後の自分にとって役に立つのは他人からの評価ではなく努力した結果身についてた学びである、と考える
といった手段があります。
・評価されるかどうか→他人次第
・将来的に自分のためになるか→自分次第(努力が肝心!)
というわけです。
評価されるかどうかは他人の心によるもので、自分にはどうにもできません。
しかし、将来的に自分に役立たせることができるかどうかは自分の努力次第です。
どうにもできない他人によって成される評価を気にするよりも、自分次第で良い結果をもたらすことのできる努力に力を入れたほうが賢明です。
したがって、物事は一生懸命やり切るようにして、あとは評価なんて気にしても無意味だと思っておけばいいのです。
それでも他人からの評価を気にしてしまう場合
他人の評価に一喜一憂しなくていい、と言われてもやはり周りからは頑張りを認めてほしい…そんな気持ちを捨て去ることはできない場合は自分にご褒美を与えるようにしましょう。
例えば、ほしかったものを買ったり、おいしいものを食べに行く、気になっていた映画を観に行くなんていいですね。
したいことをした時、欲しいものは手に入った時は嬉しさを感じ、気分が晴れるものです。自分にご褒美をあげることで自分の欲求を満たすことができます。
欲求を満たすことができれば人間は満足できるので気分が明るくなります。
だから他人からの評価がもらえなくて不満に思っているのであれば、自分にご褒美をあげて自分の欲求を満たしてあげることで自分の機嫌をよくしましょう、というわけです。
まとめ
今回、周りからなかなか認めてもらえない、と嘆く人に対して
- 他人からの評価に一喜一憂しない。
ということをお伝えしました。
その理由は次の2つでした。
- ①他人の評価は自分にはどうにもならないものだから。
②評価されなくても一生懸命やれば何らかの学びを得ているから。
これら2つの理由があるから他人の評価に一喜一憂する必要はない、というわけです。
とにかく全力を尽くすことをまず第一に考え、やりきったら他人の評価は考えずにどっしりと構えていれば大丈夫です。
たとえ思ったような評価を得られなくても、一生懸命努力すれば確実に自分の実になっていますから。