人助けしても報われずモヤモヤする人へ。心が乱されない人助けの方法、お伝えします
親切にしたのにお礼一つ言ってくれない。親切が無駄になった…
- まず自分を整えてから人助けをする
- 理由:自分を整えていると、自己犠牲が過剰にならないから。
今回紹介する方法を知っていれば、「手助けしなければよかった」という気持ちに心を乱されることがなくなります。
以下、詳細説明していきます。
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自分を整えてからの人助け
自分を整える、とは
- あらゆる面で、自分で自分のことがちゃんとできている
人助けの前に、健康面、経済面、精神面その他の分野でちゃんと自分のことが一人前にできているかを振り返ってください。
自分が整っていない状態で人助けをすると、報われなかったときにモヤモヤした気持ちが生じてしまいます。
整っていない状態での人助けには次のようなものがあります。
-
- お金に余裕が無いのに後輩に食事をおごる
=経済面で整っていない!
- 熱でフラフラなのにイベントの手伝いに行く
=健康面で整っていない!
このように自分のことがちゃんとできていない、すなわち整っていない状態で人助けをすると自己犠牲が過剰になってしまいます。
自分は犠牲を払ってまで相手に尽くしたのに
という気持ちが生じてしまうので、相手から期待していたような反応がないとモヤモヤしてしまいます。(例:手助けしたのに「ありがとう」と言われなかった)
一方で、自分がちゃんと整っていれば多少自分を犠牲にして人助けしても、こちらの負担は大したことにはなりません。
例えば、
- 月収500万円の人が5万円の食事をおごる
- 月収10万円の人がが5万円の食事をおごる
という2通りを考えてみましょう。違いは明らかですよね。
月収が多い方、つまり経済面で整っている人のほうが、食事をおごる、という人助けをした場合、負担は少なくて済みます。
反対に、経済面で整っていない状態で人助けをすると、それは自己犠牲になり、自分にとって大きな負担になってしまいます。
自分を犠牲にしてまで人助けをした時に、相手からの反応が薄かったり、何のお礼もなければ「こんなにやってあげたのに」という気持ちが生じてしまいます。
その結果、「親切が報われずモヤモヤする」といったことが起こってしまうのです。
お互いに支え合うことは良いことです。
ですが、自分を犠牲にしてまで相手に尽くしてしまうと、こちらの負担が大きくなり、
- 「これだけやってあげたんだから」
と感謝や見返りを求めてしまう気持ちが生じてしまいます。
- まず自分を整えてから人助けをする
先に述べたように、自分が整っていると多少自分を犠牲にしてもこちらの負担は小さくて済むからです。
まとめ
- まず自分を整えてから人助けをする
- 自分が整っている
↓
人助けしても負担が小さい(自己犠牲が過剰にならない)
↓
「助けてあげたのに」という気持ちが生じない
↓
見返りがなくても気にならなくなる
人助けしても無駄になってしまうことが多い、という方はまずは自分が整っているかどうかを振り返ってみてください
この記事は以下の情報を参考にして執筆しました。
『禅とマネー』